フランス研究チーム、「韓国でコロナ死者が少ないのはキムチのおかげ」

東亜日報입력 2020-07-17

韓国で相対的に新型コロナウイルス感染症による死者が少ないのは、キムチのおかげだという研究結果が出た。

英国の「ザ・サン」などによると、フランス・モンペリエ大学のジャン・ブスケ肺医学名誉教授の研究チームが最近、新型コロナ死者数と地域食生活違いの相関関係について分析した結果、発酵した白菜を主食とする国の死者数が少ないという共通点が見つかった。

発酵された白菜を摂取すれば、ACE2(アンギオテンシン変換酵素2)の数を減少させる効果があるからだ。ACE2は、人間の細胞膜にある酵素であるが、主に肺に多い。コロナウイルスはACE2と結合して体内に入る。したがって、発酵された白菜をたくさん食べればACE2が減り、ウイルスが体内に侵入する可能性も減少することになるという。発酵白菜は抗酸化剤が多く、免疫機能の強化にも役立つ。

研究チームは、ドイツのザワークラウト(Sauerkraut)にも注目した。ザワークラウトは、千切りしたキャベツを塩に漬けて発酵させたドイツ流のキムチだ。ソーセージなどと一緒に添えて食べる。

韓国とドイツの累積感染者は16日基準でそれぞれ1万3612人と20万1252人に達したが、死者は291人と9148人にとどまった。両国の致死率(感染者比死者数)もそれぞれ2.14%と4.55%で、白菜が主食にないイタリア(14.37%)、スペイン(9.33%)、英国(15.43%)などに比べてはるかに低い。

ヨーグルトなどの発酵飲料をたくさん飲むギリシャとブルガリア、サメの卵を発酵させたキャビアをたくさん食べるトルコも、同じ理由で他の欧州諸国より相対的に新型コロナの被害が少なかったと、研究チームは説明した。

ジャン・ブスケ教授は、「これまで新型コロナの拡散と食生活研究は注目されなかったが、食事を変えればコロナウイルスの免疫を強化するのに大きく役立つ」とし、「今すぐ朝の食事に漬物を含ませるべきだ」と勧告した。ジャン・ブスケ教授は、世界保健機関(WHO)傘下の研究団体「慢性呼吸器疾患に対する国際連合」(GARD)の議長を務めてきた専門家だ。この研究は、国際学術誌「臨床と変換アレルギー(Clinical and Translational Allergy)」に掲載された。

2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)の流行時も、発酵食品が予防に効果が大きいという意見が出た。ただ、韓国疾病管理本部はこれまで「キムチなどの特定食品が新型コロナの予防効果があるという科学的根拠は見つからなかった」と明らかにしてきた。